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コロナウイルスにはたくさんの種類が!?分かりやすくまとめてみた!

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 現在、世界中で蔓延している新型コロナウイルス。病名としてはCOVID-19と、ウイルス名としてはSARS-CoV-2と言われますね。

 このような状況がいつまで続くか、非常に不安な日々を過ごしていると思います。(ちなみに僕は今でもちゃんと外出自粛しています笑)

 では皆さん、単に「コロナウイルス」と聞くと、今回流行っている新型コロナウイルスを思い浮かべませんか?コロナと言えば新型コロナみたいな。

 ちょっと待ってください!実は違うんです。
 何が違うかというと、コロナウイルスってたくさん種類があるんですよってことです。1種類だけじゃないんです。(もちろん知っている方も多いと思いますが笑)

 まあ今回はコロナウイルスの種類について知っていただければなぁと思っておりますので、よろしくお願いします!

コロナウイルスは50種類もある!?

 実はコロナウイルスとして知られているウイルスには50種類以上もあるのです。驚きですよね!

 イヌとかネコ、コウモリなどそれぞれの動物に特有のコロナウイルスがあるのです。もちろんヒトに感染するものもあります。

 この50種類の中でも凶暴なものは数少ないです。つまり、感染したとしても軽い呼吸器症状だったり下痢だったりと、そういった症状を引き起こすだけで終わることもあるんですよね。

 たぶん多くの人が気になるのはヒトに感染するコロナウイルスだと思うので、次にまとめていきましょう。

ヒトに感染するコロナウイルスは6種類ある!

 はい、見出しにもあるように、ヒトに感染するコロナウイルスは6種類あるんです。あ、今回の新型コロナウイルスで7種類目と言われています。

 「えっ!意外と多いじゃん!怖いなぁ。」と思いますよね。でも恐らく今これを読んでいる読者の皆さんも一度はかかったことがあるんですよ。

 これこそ驚きですよね。「え、本当に!?」って思いますよね。

 実は、コロナウイルスには、単なる風の症状を引き起こすものもあるんです。

 ちなみに皆さんがご存じの有名なMERSやSARSは非常に凶暴なウイルスです。

 大きく分けると、次の4種類になります。(新型コロナウイルスを含めて7種類を分類します。)

  • 風邪症候群 (←4種類ある!)
  • SARS(重症急性呼吸器症候群)
  • MERS(中東呼吸器症候群)
  • 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)

では順に説明していきましょうか。

風邪症候群

 さっきも言いましたが、皆さんも一度はかかっていると思われるコロナウイルス。それがこの風邪症候群を引き起こすものです。

 これには4種類あります。

 日常的にかかる風邪の10~15%はこれらのコロナウイルスによる風邪と言われています。(国立感染症研究所のデータより)

 熱、頭痛などの軽い症状を引き起こしますが、死に至ることは非常に稀です。ほぼ治ります。

 これらは飛沫感染や接触感染を感染経路とします。風邪をひいている友達と話した数日後に、自分も風邪をひくことってありますよね。それです、それ。

SARS(重症急性呼吸器症候群)

 これは非常に有名ですよね。日本では疑いはあったものの、感染は確認されませんでした。

 最初に確認された、つまり起源は中国広東省とされています。

 SARSコロナウイルスが原因で、飛沫感染、接触感染、経口糞口感染を感染経路とするんですね。

 宿主動物は主にキクガシラコウモリと言われています。ちなみに致死率は9.4~11%であると言われています。

 現在は封じ込めされ流行はしていませんが、非常に凶暴なウイルスであったことが推測されます。

MERS(中東呼吸器症候群)

 MERSも非常に有名ですよね。

 サウジアラビアで最初の症例があったとされています。日本に近い韓国でも流行ったことでも有名ですよね。

 MERSコロナウイルスが原因で、飛沫感染や接触感染を感染経路とするんですね。

 宿主動物は主にヒトコブラクダと言われています。ちなみに致死率は34.4%なんです。
 この致死率、本当に怖くないですか?MERSにかかれば1/3は亡くなってしまうんですよ。本当に怖いウイルスです。

 実は現在でもこのウイルスは存在していて、これに感染する患者は出ています。しかもワクチンがないんです。治療法も確立されていません。

 怖い……。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)

 さあ、やって参りました。新型コロナウイルス。私たちが苦しめられているウイルスです。

 中国湖北省武漢市が起源とされていて、正確な宿主動物はわかっていませんが、コウモリだとかセンザンコウだとか言われています。

 飛沫感染や接触感染が感染経路と推測されています。(分かっていないことがたくさんありますね。)

 致死率は高齢者になるほど上がっていき、60代以降ではMERSほどであると言われています。若い人でも容体が急変することもあるので、油断はできませんよ。
 ちなみに日本では今のところ約2%です。医療崩壊が起きなければいいですね。本当に願うのみです。

 今回の新型コロナウイルス、一番怖いのは感染力が異常なほどに強いことです。感染者数もSARSやMERSに比べても桁違いです。

まとめ

 さあ、今回はコロナウイルスについてみてきましたが、いかがでしたでしょうか。

 ただの風邪を引き起こすものから、感染者の1/3が死亡するものまで、様々な種類のものがあることが分かってもらえたと思います。

 今回の新型コロナウイルスについていえば、しっかりと手洗いうがいを徹底し、外出頻度を減らすだけでも、効果はあります。

 これ以上感染を広げないためには、私たち国民一人一人の努力が必要だと考えています。

 それでは今回はここまでにしておきましょう。それでは!

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