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【新型コロナ】コロナウイルスってどんな構造してるの?分かりやすくまとめてみた!

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 現在、世界中で蔓延している新型コロナウイルス。病名としてはCOVID-19と、ウイルス名としてはSARS-CoV-2と言われますね。

 最近のニュースや新聞では新型コロナウイルスについての話題が多いですよね?
 どんな構造をしているのかちょっと気になったことはありませんか?

 いろいろなサイトを調べてみても、用語が難しくて理解できないことが多いと思います。

 そこで今回はコロナウイルスの構造について、誰でも分かるようにかみ砕いて説明したいと思います。

 あ、その前にコロナウイルスって新型だけじゃないんですよ!たくさん種類があるんです。
 知らなかった方はこちらにまとめたので、ご覧ください!

 はい、それでは見ていきましょう!

ウイルスの基本的な構造は?

 ウイルスってたくさんありますよね。インフルエンザを引き起こすインフルエンザウイルスだとか、後天性免疫不全症候群 (AIDS)を引き起こすヒト免疫不全ウイルス(HIV)とか。聞いたことはあると思います。
 それに加えて、今回流行っている新型コロナウイルスとか。

 ウイルスは基本的にタンパク質の殻とその内部にある核酸で構成されています。
 一番中心の部分に遺伝情報としての核酸(DNAとかRNAとか)があり、その外側をカプシドと呼ばれるタンパク質がとり囲んでいます。

 この核酸とカプシドの部分の構造を合わせてヌクレオカプシドとか呼んだりします。

ウイルスは2種類に分類できる!?

 ここでさらにこの周りを包むエンベロープがあるか、ないかでウイルスは2種類に分けられます。

 エンベロープとはウイルスの表面を球状に取り囲む、脂質二重膜で構成されたものです。(先ほど出てきたカプシドの周りにあるんですね。)

 このエンベロープにはスパイクタンパク質というウイルス由来のタンパク質が多く存在しています。
 さらにエンベロープにはヘマグルチニンタンパク質が埋め込まれていて、これがスパイクタンパク質と共に感染先の宿主細胞を認識する機能を持つんですね。(多くのウイルスではだいたいこのような構造です。例外もあります。)

 ちょっと難しくなっちゃいましたね(-_-;)
 まあとにかく、エンベロープがあるウイルスと、ないウイルスがあるってことを知ってくれると嬉しいです!

 じゃあ、コロナウイルスはどっちなんでしょうか?

コロナウイルスはエンベロープを持つ!

 さあ見出しにも書いたようにコロナウイルスはエンベロープを持つウイルスです。

 エンベロープを持つウイルスは、その膜状の構造を壊して、感染しないようにします。だから、手洗いうがい、そして消毒が推奨されているんですね!

 じゃあエンベロープを持つウイルスは他にどんなものがあるか、そしてエンベロープを持たないウイルスにはどんなものがあるかを最後にまとめて終わりにしましょう。

エンベロープを持つウイルス:コロナウイルス、HIV、インフルエンザウイルス

エンベロープを持たないウイルス:ノロウイルス、アデノウイルス

こんな感じでしょうか。

 新型コロナウイルスに感染しないためには、とにかく手洗いうがい、消毒が大切です。しばらくの間、不要不急の外出は控えるのもいいですね。
 国民全員が一人一人意識することが重要です。

 今回はここまでにしましょう。

 それでは~(@^^)/~~~

※この記事は簡単に説明するために省いて説明している箇所もあります。より詳細の情報をお求めの方は他のサイトも合わせてご覧になってください。

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