英語を勉強していると、違う単語のはずなのに同じ日本語訳のときがありますよね。
あまり学校では習わないかもしれませんが、これらはニュアンスが違います。
なので英語を上達させるには、これらのニュアンスの違いをくみ取る必要があります。
今回はそのような単語の1つである「含む」と訳される英単語について紹介してきます。
「含む」と訳される単語には3つありますね。
そう、contain , include , involveの3つです。順番に説明していきますね。
contain
まずはcontainから説明します。
これは「容器に何かが含まれている」というニュアンスで使います。
The box contains many books. (その箱には多くの本が入っている。)
などのように使います。
この例文だと、「箱」という容器に「本」が含まれているという状況です。
またcontainは「成分を含んでいる」という意味合いで用いられることもあります。
Carrots contain a lot of vitamin A. (人参はたくさんのビタミンAを含んでいる。)
などのように使います。
この例文だと「人参」という容器に「ビタミンA」が含まれているという状況です。(少し無理があるかもしれませんが…)
include
次はincludeです。
これは「全体の一部の構成要素として含む」というニュアンスで使います。
The prices include tax. (価格は税込みです。)
のように使います。
この例文だと「価格」の一部の構成要素として「税」が含まれているという状況になっています。
他にも次のような例文が挙げられます。
The group includes 5 members. (そのグループには5人のメンバーが含まれている。)
この例文だと「グループ」の一部の構成要素として「5人のメンバー」が含まれているという状況になっています。
involve
involveは「含む」以外の他の意味を考えてみると分かりやすいです。
involveは「巻き込む」や「関係させる」という意味も持ちます。
なので「不可欠なものとして巻き込む・関係している」というニュアンスで使います。(containやincludeとは少し違いますね。)
We will involve Mike in our discussion. (私たちは話し合いにマイクを含めるだろう。)
のように使います。
この例文だと、「マイク(人名)」は「話し合い」に関わっているという状況です。
まとめ
いかがでしょうか。日本で勉強していると英単語のニュアンスって分かりづらいですよね。
ニュアンスを覚えるには「例文を暗記する」ということが重要だと思います。
少しずつ知識を増やしてきましょう。